メモれコピれ聞いた音楽

個人用。リモワ中に音楽をたくさん聞けるので。人に「聞きたい」と思わせないメモブログ。

くるり『thaw』(2020)

なんでここにきて原点回帰的なアルバムなんだろう…っていうか何曲か絶対に聞いたことがあるぞ、と思って調べたら、遠い昔に収録した曲が中心の未発表作品集だった。

thaw (くるりのアルバム) - Wikipedia

このことを知るまでは、「ファンファンをどうしたいんだろう」と思いながら聞いてた。ごめんね。

とてもなつかしい。くるりにハマり始めた頃の記憶が蘇ってきた。

 

 評価: そこそこ

  1. 心のなかの悪魔
  2. 鍋の中のつみれ
  3. ippo
  4. チェリーパイ
  5. evergreen
  6. Hotel Evropa
  7. ダンスミュージック
  8. 怒りのぶるうす
  9. Giant Fish
  10. さっきの女の子
  11. 人間通

「怒りのぶるうす」から「人間通」までは『ベスト オブ くるり』の初回限定版に付属されていたDISC3に収録されていた。だから聞いたことがあったんだ。

 心のなかの悪魔

この曲は『魂のゆくえ』の製作時に収録されたものらしい。『魂のゆくえ』、大好き。この頃のくるりが一番好きかもしれないってくらい。エディも参加してたし。

ということで、この曲が好きになるのに無理はなかった。単純にメロディがいい。演奏もシンプル。多分。

岸田が書く「頑張って一歩踏み出したい」感のある歌詞も大好き。

evergreen

この手のアコースティックな曲を作らせるとくるりは凄い。

2012年製作「my sunrise」から着想し書き上げた楽曲。『坩堝の電圧』期に完成間近となったがスケジュールの都合でレコーディングを中断。この曲のみ、本作収録にあたり2020年3月に新たに(録られていなかった)ヴォーカルとオーバーダビング、ミックスを施し完成させた。 

 『坩堝の電圧』は激しめの曲が印象に強く残っていたんだけど、あの頃もこんな良いアコースティックな曲を作っていたんだな。くるりへの興味がなくなりかけていたの作品だから、忘れていたのかも。もう一度聞かないと。

演奏がきれい。バイオリンとトランペットが美しい。ドラムも……。この曲に田中佑司が参加しているかは知らないけど、もし彼がくるりに残り続けるようなことがあったら、2010年代のくるりはどうなっていたんだろう。

Giant Fish

個人的な思い入れでこのアルバムのベストに選出。『ベスト オブ くるり』を買った頃によく聞いていた曲。初期くるりらしさが溢れたロックサウンドがお気に入り。それ以外に書くことなし。